競馬で勝った場合の税金は一時所得?それとも雑所得?購入金額は経費として認められる?

  • 2018.11.05
  • 2018.11.06
  • 競馬
競馬で勝った場合の税金は一時所得?それとも雑所得?購入金額は経費として認められる?

 

競馬を含めたギャンブルでの勝ち金は、一定の金額を超えると納税する必要があります。

また、本来競馬の勝ち金は一時所得として考えられ、投資金額は経費として認められません。

 

今回はそのあたりについて解説していきたいと思います。

 

 

 

いくら勝ったら納税すればいいか

 

結論から申しますと、1年間で50万円以上の利益があった場合に納税が必要となります。

一時金所得の計算方式は以下のようになります。

 

課税金額の計算方式

総収入金額 – その収入を得るための支出金額 – 特別控除50万円

※これによって算出された金額の1/2に対して税金がかかります。

 

例えばこれを具体的に計算してみましょう。

 

① 総収入金額(100万円)
② その収入を得るための支出金額(1万円)
③特別控除(50万円)
④(①-②-③)=49万円÷2
⑤24万5千円(この金額に税金がかかる)

 

ここから個人の年収により課税金額が変わります。

例えば年収が500万円だった場合、所得税と住民税の合計20%が税率となるため、

 

24万5千円×20%=4万9千円

 

ということになります。

つまり100万円勝った場合、約5万円を支払えばいいということです。

 

 

 

 

総投資額と支出金額の違い

ただし、ここで注意が必要です。

②のその収入を得るための支出金額という部分について間違った解釈をすると大変です。

 

この支出金額は1年間の総投資金額ではなく、利益を得た馬券に対する投資額が対象となります。

つまり、この100万円になった馬券以外で200万円負けていた場合、支出金額としてカウントすることはできません。

 

よって、合計100万円の損失が出ているにも関わらず5万円の納税が必要になるということです。

 

 

ハズレ馬券が経費として認められる場合

2015年3月10日に最高裁で出た判決が世間を騒がせました。

この判決の被告は約10年間で2億円ほどの利益を上げましたが、申告漏れにより5億7千万円という追加徴税を命ぜられたのです。

 

一時所得か雑所得か

一般的に私たちが競馬を楽しむ場合は一時所得として計算されます。

ただし、長期的に、機械的に資産運用として大量に購入していた場合は雑所得として認められるケースがあります。

 

先の追加徴税を求められた被告がまさにこのスタイルでした。

被告は自身で作成した競馬予想ソフトで長期的に、大量に購入したことで資産運用の一部として認められることになったのです。

これにより、一時所得から雑所得という扱いに変わり、ハズレ馬券も経費の一部として認められることとなりました。

 

ただし、こういった例は稀であり、一般的に私たちが楽しむ上では一時所得という扱いに変わりはありません。

よって、前文で説明した通り、50万円以上の利益が出た場合は一時所得として申告することを推奨します。

 

 

まとめ:一時所得として計算し、利益50万円以上で申告する

 

1年間(1月から12月)の間に競馬の利益が50万円以上だった場合は速やかに申告をするべきです。

年末調整などの一時所得として記入し、対応するため、しっかりと収支表をつけておくといいですね。

 

尚、海外でのブックメーカーであっても納税の必要はあります!!

詳しくはこちらからご確認ください。

カジノの賞金の税金問題-免税?関税?

 

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