【グルメ小説】荒川から綾瀬川、中川から江戸川競艇場でレモンサワーとハムカツ

【グルメ小説】荒川から綾瀬川、中川から江戸川競艇場でレモンサワーとハムカツ

文章力を鍛えるには日頃から適度に物書きをしていることが大事だと感じた。仕事のメールでもひとつふたつ面白い表現を加えて送った方が楽しいではないか。必要なことを最低限タイピングして送るのであればそれはもう署名と一緒だろう。と、自分に言ってみる。

 

さて、本日は晴天。

西日本へ転勤された先輩が今月より戻ってきて、久々に競艇でも行こうかと誘っていただいた。

本来なら戸田競艇で4号艇のカドまくりでも堪能しようと思ったが、あいにくこの日は多摩川と江戸川の開催だ。

多摩川はちと遠いので、江戸川競艇の大時計前で待ち合わせする事にした。

 

 

普通なら電車で平井駅まで向かって無料送迎バスで江戸川競艇場まで行くところだが、なんだかそれでは面白くない。

折角同じ川沿いに住んでいるのだからずうっと歩いて行ってみてもいいのではと思い、Googleマップで徒歩の所要時間を調べた。

ふむ、1時間半か。それならば許容範囲だ。

 

 

 

久しぶりの長距離なのでランニングシューズを履いて家を出た。

先ずは荒川まで出て土手を南下する。天気も良く適度に風が吹いて気持ちいい。

左手に綾瀬川、右手に荒川とし、歩き進めていくと綾瀬川の奥から中川が姿を現して合流した。

 

これでだいたい半分近くまで来た。更に歩を進めると総武線の線路に突き当たって、土手を下りる。

今度は中川を右手にして更に歩く。

その時、足元に何やら不穏なものが現れた。

 

ああ、そうか。

これがこの地球上に4つあると言われるコロコロのひとつか。

20X X年、超巨大宇宙生命体が手軽に地球を運ぶために設置した「KOROKORO」。

彼らがなぜ中川の土手にこれを設置したかはわからないが、1つだけ言わせてほしい。

 

 

ネジ穴にネジちゃんといれておこう。

 

 

 

ようやく見えてきた江戸川競艇場。少しばかり潮の匂いがした。

ようし、歩き疲れたからガッポリ稼いでタクシーで帰るぞ!!と強く心に誓いながら正門で入場料100円を投入し大時計へと歩いて行くと…ここでやっと今回のお店『楽raku』が見えてくる。

ここに来たらハムカツとレモンサワー、そしてアジフライだ。アジフライの写真は撮り忘れたが、なんの変哲もない、皆さんが想像できるあのアジフライなので全く問題ない。

ソースとからしはカウンターに置いてあるので自分で好きなだけかけて良い。

要するに、IKEAのホットドックと同じスタイルだ。いや、失礼、IKEAのホットドッグが『楽raku』と同じスタイルだ。

味はもう、ただただ普通のハムカツとアジフライだ。レモンサワーは焼酎が濃いめなので1発で酔える。

そしてウォーキングの後の濃いめのレモンサワーは足にくる。

普通のハムカツ、アジフライと濃いめのレモンサワーではあるが、広々とした土手で男達の闘いを観ながら呑むのはまたいいものだ。なんてことないことを幸せと感じられるのは心に余裕があるからだし、常にそういう精神状態でいたいものである。

 

え?競艇は勝ったのかって?そんなことはどうでもいいのだ。

ただ、疲れ切って電車で帰ったのは言うまでもない。

 

 

 

 

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